今回のテーマが炭鉱町ですので、北海道っぽい炭鉱住宅を作ります。
炭鉱住宅も木造からコンクリートのアパートタイプまで種類がたくさんありましたが、温かみがある木造平屋を選択しました。
しかし、いざ製作しようと思いましても資料がありません。
立坑については資料が豊富なのですが。
ネットで検索していたところ 岩見沢市にある「そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター」というNPO法人があることを知り そちらに問い合わせてみました。
そこには空知地方の炭鉱についての資料が集められてあり メールで問い合わせしたところ何点か書籍があるとのことで実際にそちらへうかがい、資料集めをしました。
上記の資料プラスして 映画「幸せの黄色いハンカチ」のロケ地が夕張に保存されており当時の木造炭住が残されていたのでそちらも大変参考になりました。
それら資料から建物の寸法を把握し 実際の製作へと進めました。
厚紙を抜いた状態
建物のベースは 100円ショップにあった工作厚紙です。
メモリがついているので窓抜きには大変便利です。窓を直角で抜く作業は苦手ですが スコヤ等を使用し急がずしていきました。
今回は木造建物ですので 下見板をつけていきます。
下見板の素材は木目調シールを過去に試しましたが つや消しを吹いても違和感ある雰囲気が残りダメで いろいろ試した結果「経木」となりました。経木はおにぎりや生魚を巻くために使用するもので 今でもプロ用調理器具の店で取り扱っています。
この経木に両面テープを張り アクリルのフラットブラックとフラットブラウンを混ぜ薄めたものをエアブラシで塗りました。
経木は水分をもつと反ってしまうので 塗ったあとは新聞紙で挟み電話帳など厚みあるものに挟めて乾燥を待ちます。
乾燥後 2.5mm幅でカットしていきます。
下見板貼り付け中
カットした下見板を厚紙に貼り付けていきます。
窓の部分はそれに合わせてカットしたものを張っていきます。
両面テープを剥がして貼り付けと単調な作業です。
次回記事では 屋根と建物の電飾作業を紹介していきます。
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