2018年8月9日木曜日

T-TRAKジオラマコンテスト2018 炭鉱町の夏 製作記02

前回 地面ベース作りまで進めました。

法面部分は何も手をつけていませんでしたが テクスチャーペイントのサンドを塗ろうかと思いましたが 違うテクスチャーペイントを使用します。

同じタミヤのテクスチャーペイントですが (カーキ 草)という種類のものを塗っていきます。
これは以前試しで購入して 草の感じが1/150サイズでは大き過ぎたためお蔵入りしていました。
しかし それをベースにうまく使えないか試してみました。

テクスチャーペイントを塗った後塗装したもの

画像がテクスチャーペイントを塗って、塗装したものになります。
ぱっと見は違和感ないのですが 近づいてみると草が大きいのです。
そこで考えたのがコースターフをテクスチャーペイントが乾く前に塗して馴染ませて 低い草木が混ざったような雰囲気がでないかということでした。
結構狙った雰囲気になりましたが、まだ違和感ありなので次回作の検討課題とします。

フォーリッジクラスター等を貼り付けてもの

その後 地面を塗装しました。
塗装順は フラットブラック→フラットアース→パフ をエアブラシで塗装しています。
フラットブラックとフラットアースはしっかりと全体に塗って パフは日が当たり人や車が通る場所を意識して塗っていきました。
今回は未舗装の荒れた道路という設定でしたので、土埃が舞う雰囲気にしています。
わざとムラのある塗装は何度しても難しいです。
昔は未舗装の土部分はブラウン系を混ぜていて表現していましたが、ブラウン系は絵に描いたような土といった感じになりがちで ブラウン塗料は使用せず行っています。

線路はハルレッドとブラックを交互に重ねています。
路盤も上記の地面塗装方法にプラスしてハルレッドを薄く塗り 鉄道車両のブレーキ等が出る鉄粉を表現しています。

最後にフォーリッジクラスターとターフ(明るいものと暗いものの2種類)を使用して法面の緑化をしていきます。
北海道の炭鉱資料写真を見ていると 高い木がなく低い草が広がっていたので地面へ直接フォーリッジクラスターを貼り付けていきました。
その上からターフをムラが出るようにふりかけて 水溶きボンドを垂らして固定していきました。

これで地面ベースが完成しました。
何か気になる点や質問等ございましたら コメント欄よりお気軽にお願いいたします。
ジオラマ製作方法は明確なマニュアルもなく 自分も手探りで試している部分も多いので情報の共有ができればと思っています。
ブログを立ち上げたのもの そのような共有ができればという思いがあります。

次は建物製作編となります。

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